夏恒例のエアコン戦争

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暑くて暑くてかなわない。暑さに苦しむのは意外にも真夏ではない。徐々に気温が上がり始める初夏の暑さのほうが体に堪える。暑さに体が慣れていないのも一因だが、このころはまだエアコンが稼動していない。自宅ならとっとと冷房のスイッチを入れているところだが、大半の時間を過ごす職場では自分ひとりの判断でスイッチを押すことはできない。広い部屋に埋め込み型のハイパワーエアコンが一機あるだけの部屋では、ある場所は風が直接当たって寒い、ある場所は風が全く来なくて暑いなんてことは当たり前のように起こっていて、小競り合いの種になっている。デスクに置けるコンパクトな扇風機を自前で用意している人もいれば、うちわで頑張る人もいるが、仕事をこなすオフィスとしての機能はがた落ち、効率化を叫ぶのであれば空調の問題は何とかしてほしいものである。お金払うからエアコン入れて。そんな愚痴もこぼれている。冬はまだよい。寒ければ着込む、使い捨てカイロを腰に貼ればなかなかやり過ごせるが、暑さはそうはいかない。服を脱ぐにも限界がある。ここはストリップ劇場ではない。事務員の制服は誰かさんのエロ心を満たすためにあるのではないのだ。寒すぎて死ぬこともあるが、日本の室内でそこまでに至る可能性があるのは北海道くらいではないだろうか。しかし暑すぎても人は死ぬ。都会の真ん中で逃げ場のない暑さもしんどいが、避暑にと訪れた北海道の最高気温が東京より高いなんてこともある時代、エアコンなどなかった昭和初期とは全く気候が違うのだ。ああ、爽やかな夕立が懐かしい。さっと一雨降った後は涼しくなっている。それが今では降ったら降ったでゲリラ豪雨などと呼ばれる大雨。東南アジアのスコールのような激しい雨で川はあふれる山は崩れる大惨事。自然の力に人間は勝てない。勝てないのは分かっているくせに。少しは手加減して欲しいものよ。今年もどこかで洪水が起きるのかと思うと気がめいる。